ただの雑記です

雪道の運転

 
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25歳の男。宮城県出身。 大学院に進学するも一瞬で体調を崩し、以降2年ほどニートしてました。 今年から栃木県の那須塩原市にて派遣社員として働いています。 趣味は小説を読むこと、温泉巡り。 ミドリガメを飼っています。

宮城の実家にいる。雪がまあすごい。帰って次の日そうそうに雪かきさせられた。

 

栃木にいるときはよく「栃木でもこのへんは雪降るからね~」って言われてて、でもあっちを出るときはそんなに降ってなかったから「宮城もまだ降ってないのかなぁ」って思ってた。

でも高速に入って北上してるうちに、福島あたりでとんでもなく雪が降ってた。前が見えないくらい。普段100キロくらいで走る道を、その日は70キロで走ってきた。

「これかなり遅れるんじゃないの」って思ってたけど、走ってれば意外といけるもんで、最終的には90キロくらいで走ってた。追い越しガンガンかけてた。

宮城に入ってもやっぱり雪は降ってて、それどころか道路がうっすら凍ったりしてる。気が気じゃない。

慎重に慎重を重ねてゆっくり走った。カーブは「自転車かよ」ってくらいで走ったし、下り坂ではこまめにブレーキ踏んだおかげで後ろの車に何回「ア・イ・シ・テ・ル」のサインを送ったかわからない。直線では「ひゃっはー」ってならないように自制するために南無阿弥陀仏を唱えてた。

 

そうやって安全運転してたとき。ちょっとした上り坂で先頭で信号待ちしてて、信号が変わったからアクセル踏み込んだんですが、タイヤが空回りしまして。「ギュルルルル」っていってんのに全然前に進まない。

僕の乗ってる車は2駆。馬力が足りないわけです。で、いくら踏み込んでも「ギュルルルル」としか言わなくて、全然前に進まない。ようやく動き出したのは、普通なら100キロは出そうなくらいアクセルを踏み込んだとき。それにしたって、実際に車が動いてるスピードは10キロくらい。それを維持したまま、交差点を横切ったあたりでようやくタイヤが道路をしっかり捕まえて走ってくれたわけですが。

周りもびっくりしてたと思う。後ろの車なんか全然ついてこなかったもんね。「なんか前のやつうやべぇ」って距離感をずっとキープしてた。それにしても、100キロ出るレベルのエンジン音を立てた車が10キロくらいの速度で交差点を横切るってどうだろう。シュールじゃない?エンジン音とスピードが合ってない。たまにそういう車いるけど、こっちは天然で必死。にっちもさっちもいかなくて「もうやるっきゃねぇ」って感じでアクセル踏み込んでる。

 

やっぱり雪道はこわい。冬タイヤとか土壇場じゃ意味ねえから。

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