ただの雑記です

職場で金をばら撒く派遣社員と人類の探求心

2019/01/21
 
この記事を書いている人 - WRITER -
25歳の男。宮城県出身。 大学院に進学するも一瞬で体調を崩し、以降2年ほどニートしてました。 今年から栃木県の那須塩原市にて派遣社員として働いています。 趣味は小説を読むこと、温泉巡り。 ミドリガメを飼っています。

今日は定時に帰ってきた。なにそれマジで?

先週あたりから風邪を引いてまして。

といってもちょっと喉が痛むとか鼻水が出るみたいな、他の人からはわかりづらい症状だったんだけど。

 

最悪だよね。こっちは寝不足だってのによぉ。ほんと悪いことって重なる。

そういうとこあるよあいつら。ミーハーなのかな。自分をしっかり持て。重なって来るな。せめて順番に来い。

 

寝ないと風邪は治らないのに、帰ってきても仕事中の緊張が解けないから寝られないわけ。

ここ数日は割と修羅場だった。

 

で、昨日あたりから風邪が少しだけ悪化しまして。咳も出るようになった。

今日なんてもう誰がどう見ても風邪なわけです。

あからさまに咳してるし、ていうかマスクしてるし。

 

そうやって仕事してたら、定時になった頃に社員の人に「今日はもう帰って家でゆっくり休んだら?」って言われた。

「というかキンをまき散らすなら帰ってくれ」と。

 

キン……?

ああ、金……。

いや何言ってんだこいつ。

俺は職場でお金をまき散らしたことなんかないし、そんな予定もない。そもそもそんなことする元手がない。

できても1円玉ばら撒くくらいだよ。

 

そんな感じで釈然としないまま帰ってきたんだけど、まあ「菌」だよね。そりゃそうだ。

それにしても、昨日だってそれなりに咳してたのになんで昨日は定時に帰してくれなかったの?

それどころか無言の圧力で「作業おせぇよ」って雰囲気出してたよね。俺、昨日も風邪でつらかったんだけど。

 

今日はマスクしてたからかな?まあ何でもいいけど、昨日のことは絶対忘れないから。

いつか仕返しします。脛とか超蹴る。

 

というわけで、久々の定時退社。栄養もちゃんと摂ろうと思って、カップラーメンと、あとチョコをたくさん買ってきた。

ほら、風邪の時は食べたいものを食べるのが一番って言うでしょ。チョコうまいしね。

無性にチョコを食べたくなる日が定期的に来る。たぶんほとんどの人が経験するあるあるシチュエーション。

あれきっと名前付いてるよ。「チョコを食べたくなる日」とか。安直すぎる。

 

それにしても、風邪なんか引いちゃってね。まあ体が限界だったわけです。いわゆる一つの終着点。

またはやり直しの日。今日ゆっくり休めば明日からまた思う存分働けるわけで、そう考えるとわくわくしない。

働きたくない。

 

でも、こうやって定時に帰れば心の余裕もできるわけです。だいぶリラックスしてる、今。

並大抵のことでは怒らない自信がある。

お寿司食べてる時にいきなりガリを横取りされたとしても仏の顔で許せるよ。だってガリそんなに好きじゃないし。

エビだったらさすがにキレるし、叫ぶ。

 

ガリって何だろうね。ショウガ?ショウガのどこがガリなんだよ。

お寿司屋さんでガリが出るのは、ショウガに殺菌効果があるからなんだって。

なま物食べるわけだし、そういうの付けてくれるのはいいよね。

 

寿司にガリを付けると良いってのは経験則らしいんだけど、どんな経験を経てたどり着いたのか気になる。

普通は、寿司食べてるときに「生のショウガも合わせっかな」とはならんでしょ。

そんでそこから「そういえば食あたりになる人減ったけど、ショウガのおかげかな」って解明しないといけないわけでしょ。もはやミラクルじゃん。

 

人類の英知ってこういうのを言うのかな。そんなに生のネタが食べたかったの?調理終わるまで待てなかったのかな。

 

食への探求心ってたまにこっちの理解を超えて来るよね。

 

例えばフグとかね。もはや意味が分からない。

毒あるのに食べようと思わないでしょ、普通。頭悪いんじゃないの?

しかも毒を取り除く調理法なんか発見しちゃってさ。

フグってそんなにおいしそうに見える?ぬるぬるしてるじゃん。魚なら他にたくさんいるだろ。

 

あとウニとか食べるし、カニもいっちゃうしね。

なかにはヒトデを食べる地域もあるらしい。熊本とか。

しかも食べられるヒトデと食べられないヒトデがあるんだって。

 

だから、なんで食べられるか食べられないかの境界線を探しちゃうんだよ。

「これうまいっすよ!」とか「やー、こっちは無理っす。お腹痛い」とか。「お腹痛い」じゃねぇよ。食えるものを食え。

何だそのチキンレース。チキチキヒトデレースかよ。

 

人類の探求心に思いを馳せる夜。今日は寝られそう。平和。

この記事を書いている人 - WRITER -
25歳の男。宮城県出身。 大学院に進学するも一瞬で体調を崩し、以降2年ほどニートしてました。 今年から栃木県の那須塩原市にて派遣社員として働いています。 趣味は小説を読むこと、温泉巡り。 ミドリガメを飼っています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 迷える子羊の毛を刈る , 2018 All Rights Reserved.