ただの雑記です

睡眠不足を押してまで観光するレベルだよ江ノ島(もうすぐ花火大会なの?)

2019/01/21
 
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25歳の男。宮城県出身。 大学院に進学するも一瞬で体調を崩し、以降2年ほどニートしてました。 今年から栃木県の那須塩原市にて派遣社員として働いています。 趣味は小説を読むこと、温泉巡り。 ミドリガメを飼っています。

9月末あたりから眠れない夜が続いてるわけですが。

平日はだいたい3、4時間くらい寝る。土日は6時間くらい。まだマシな方なのかもしれない。

睡眠時間が短いのが当たり前になって長く寝られなくなった。物覚えのいい体で困る。

平日は仕方ないとして、土日はもう少し寝たい。理想を言えば8時間とか。

本音を言えば300時間くらいぶっ通しで寝たいんだけど、万が一寝違えたら普段の比じゃなく辛そうだから、8時間でいい。

 

それにしても、寝られないときってなにすればいいんだろうね。

布団に入ってるし部屋の電気消してるしなにもできない。

というか電気つけたりしたら余計に目が覚めそうだから何もしない。

布団の中でじっとしてると眠くなるどころか、なぜかテンションが高くなる。「眠れないぜぇ!ヤッホウ!」みたいな。

「ヤッホウ!」って言いながら布団の中でじっとしてるって相当暇な人だよねそれ。寝ろよ。

 

「寝不足が続くとやばい」みたいなことは特に最近よく耳にするけど、なんとなく身に染みて感じてる。

具体的に言うと、まずIQが下がる。どれくらい下がるかというと、職場で先輩に「この機器いじった?」って聞かれて、いじったのに「いじってないです」って答えて、その後5秒くらいで「いやいじってるじゃん」って嘘がばれるレベル。なんで嘘ついてしまうん?

 

あと記憶があいまいになる。最近はよく「パンツ替えたっけ?」ってなる。そういうときは替えた方の可能性にかけるよ俺は。そういう男だ。

 

集中力とか根気が続かなくなるってのもあるよね。

仕事でデータの確認してて、意味わかんないデータが見つかったときとか、「あれっ」ってなって原因探したりするけど、気づいたらパンツのこと考えてるもん。

そのせいで作業が進まない。こういう時に悩まないためにもパンツを替えたことがわかる仕組みをつくるべきだろうか。くだらなすぎでしょ。

 

それと、脈がおかしい。特に心臓。時々「ズクン」ってなるけどあれなんだろう。

必要な機能なの?びっくりするからやめてほしい。恋かな?それとも覚醒するの?まさか不整脈ってことはあるまい。

まあこの際どれでもいいんだけど、恋だったら完全にアウトだよね。だって相手がいないじゃん。見えない何かに恋してんの?病気だよそれ。

 

そんな感じの毎日。今朝も起きたらアパートを出ないといけないギリギリの時間だった。いつか遅刻するんじゃないかと思うとオチオチ眠れない。ヤッホウ!

 

まあそれでもね、楽しいことはしたいわけ。コーヒー飲みに行ったり書店を巡ったりね。

この前は江ノ島に行ったんですよ。

記事の上あたりにある“このブログを書いてる人”ってところの写真はその時撮ったもので、写ってるのは夜の江ノ島。由比ヶ浜から撮ったよ。どうでもいいね。

話を戻して、江ノ島に行った話。出発の前日ほとんど寝てなかったのに、朝の6時とかに電車に乗っちゃって。

しかもホテル取ってなかったから夜はネットカフェに泊まるという強行スケジュール。

 

ネットカフェってほんと寝られないよね。

まあ寝るためのお店じゃないから仕方ないんだけどさ、それにしても一晩中マウスをカチカチやってる人はなんなの?

なにやってんのそれ。マインスイーパー?

 

とまあ、そんなスケジュールでも楽しく過ごせるくらい好きでしてね、江ノ島。学生の頃には3回くらい行ったよ。

景色がいいよね。海は広いし、空は青いし、でも潮風は何かべたついてちょっと凹む。一筋縄ではいかない。

 

江ノ島周辺のあの「青春感」がたまらない。特に江ノ電沿線。たぶんアニメから来てるイメージなんだろうけど。

あの辺が舞台の作品ってアニメに関わらずいっぱいあるよね。

「ピンポン」、「TARITARI」、あと最近アニメやってる「青春ブタ野郎」シリーズ。最後のは藤沢か。

まあ思い浮かぶのはこれくらいなんだけど。全部アニメだなこれ。

 

それと、忘れられない光景がある。こっちはリアルの光景。

大学4年生の冬、よく思い出せないんだけど、何かから逃げるように江ノ島に行った時に見た。

来たのはいいけどなんの準備もしてないからすることもないし、実は元気もそんな無いってことで、あっちこっち歩き回るのは無理そうだなと。

もう海を見るくらいしかすることないけど、それならまだ行ったことのない由比ヶ浜にでも行ってみようかと思って電車に乗った。

 

駅から歩いて、あとは横断歩道を渡れば砂浜ってところまで来た時のこと。

由比ヶ浜はほんとに歩道と砂浜が近くて、近いというか地続き。

コンクリートの堤防が砂浜との境になってるんだけど、人が通れるように間が空いていて、そこを通ったらもう目の前は海っていうお手軽さ。

 

その時使った横断歩道だけど、ちょうど砂浜への入り口の正面当たりにある。だから信号待ちしてると自然と海が見えるわけ。

 

で、海を見てたら、砂浜の方から一組の男女が来て、車道を挟んだ向こう側で同じように信号待ちを始めたんだけど。

 

男の方は中年の太ったおっさん。女の方は、女っていうか女の子で、学校の制服着てた。たぶん高校生くらい。

 

「あっ」ってなった。だって見るからにいかがわしいもん。むしろやらしい。いろいろ考えちゃうよねこっちも。

だって冬の由比ヶ浜だし。砂浜には誰もいないわけで。

あとで行ってみたけどほんとに誰もいなかった。夏の騒がしさなんて微塵も見当たらない。

 

そんな所で、中年のおっさんと制服着た女の子が二人きりでなにするわけ?中年オヤジと女子高生なんて字面だけでもうアレ。事件。あーやらしいやらしい。

 

こじらせた男ってのはなんでこう冒険をしたがるのかね。落ち着いとけよ。いや、ほんとそこはね、詳しく聞きたい。どうやって女子高生と知り合うの?

 

もうね、軽い興奮状態。作り話でしか見たことないような光景がいま目の前にあるんだもの。まさに驚き、大発見。危うく「ラピュタはほんとにあったんだ!」って叫ぶとこだった。

 

脳内裁判も喧々諤々ですよ。いろいろと主張は出るんだけど、証拠がないから結論が出ない。

 

議論がこんがらがりすぎて、脳内では裁判官たちが暴徒のようにお互いを殴ってるし、原告と被告は固い握手交わしてるし、検察官なんてパンツ一丁になってた。

しまいには傍聴席にいたおばちゃんたちが大声でご近所の噂話を始める始末。カオス。

 

そうやって一人で悶々としてたら、ふとおっさんの方が一人でどっか行きまして。

何をしに行ったのかはもちろん不明だけど、よく見たらおっさんはカメラを持ってた。

 

「撮影か」と理解した。たぶん女の子の方がモデルかなんかで、おっさんはカメラマンだったんだろうね。

どうやら思ったほどやらしいことは行われてなかったみたいで、安心したようなちょっと残念なような気分になった。

 

で、一人残された女の子。

道路を挟んで向かい合ってるからその子の表情が見えるだけど、おっさんがどっか行った後、ふいに彼女が笑って。

隠すような、抑えきれなくて思わず漏れたというような、こそっとした微笑みだったんだけど、すごく印象的だった。

なんかすごく楽しそうだったから。

 

芸能界志望の子だったのかな。よくわからないけど、ああいう時ってマネージャーみたいな人がつくんじゃないの?

でもその二人の他には誰もいなかったから、まだデビューしてないか、その一歩手前くらいだったんだと思う。

 

夢まっしぐらな女の子と、彼女をサポートするおっさん。

そのおっさんにも見せなかった彼女の微笑みがとても尊く見えた。

 

ああいうのを青春っていうんだなぁって。

「日本終わってる」って言うけど、若者がああいう表情できるなら意外と悪くないんじゃないかと思う。

 

正直、もう顔とか思い出せないから彼女が本当は何者だったのかなんて分からないんだけど、あの笑顔を見た時の感覚というか、印象は覚えてる。

思い出すとちょっと元気が出る。そんで、由比ヶ浜とかあの周辺に行きたくなる。

 

今度の花火見に行こうかなぁ。たとえ寝不足でも。

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25歳の男。宮城県出身。 大学院に進学するも一瞬で体調を崩し、以降2年ほどニートしてました。 今年から栃木県の那須塩原市にて派遣社員として働いています。 趣味は小説を読むこと、温泉巡り。 ミドリガメを飼っています。

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